広島原爆忌

5年ほど前に、初めて原水禁世界大会に参加したことがある。新幹線の時間の関係で、4日夕に千葉市に宿泊、5日早朝東京より一路広島へ。チャットのオフ会で大阪まで入ったことがあったのだが、更に西までと言うのは、この日が初めてであった。

昼過ぎに現地に到着し、その他のツアー参加者とともに夕方まで、様々な講演を聴いて回った。翌朝平和記念式典に参加したのだが、朝から強烈な夏の日差しが照りつけるとても暑い日であったのを記憶している。当然69年前も暑い朝であったはずだ。

今年は「エノラゲイ」の最後の生き残りも方も亡くなり、70周年を前にして特別な節目となっている。皮肉なのは現在はアメリカの核の傘に守られ、歴史を逆行しかねない状況にあることだ。歴史は繰り返すと言うが、この連鎖から逃れるすべは、ないのだろうか。
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