ひさびさに

高校時代を友人の家の店に、昼飯を食いにいった。「今年のゴールデンウイークの天気が、良過ぎてお客さんが少ない」と話を聞いてた。確かに飲食店にとっては、ちょっと天気がぐずついているぐらいが、お客さんの入りにはプラスなんだろう。
そこで、共通の友人のちょっと心配な話を耳にした。おいら達も20前後の時分に、彼といっしょに、とある神道系新興宗教に参加していたのだが、おいら達は地元に戻るとともに、その新興宗教とは疎遠になった。彼がそのまま続けていることは、当然そうだろうなとは思ってはいたが、布教活動に熱心なあまりに、定職についてないというのだ。団体の幹部ならば、多少の実入りは保障されそうなものだけど、そういう段階に進めるのはほんの一握り。そんな訳で、フリーターなのだそう。独り身なので、自分の食いぶちさえとれれば、何の不足もなかろうが、はたしてそれは幸せな事だろうか?もちろん、価値観はひとそれぞれだけど。
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