こちらも単純に馬鹿には出来ないが

このたび韓国で建設されたドーム球場の設備が最悪という話だ、元々がアマチュア向けの開放型野球場だったのを、やれハーフドームにしろだとか、完全にドームにしてプロでも使おうとかになって出来た結果だそうだが、最大斜度35度ってもはやスキーのゲレンデだよな。それに31席一列横に並べる上にエコノミークラス並みに座席間が狭いというぐあいだそうだ。元々が観客の少ないアマチュア向けなので、満員になった場合のことははなから考えちゃいなかった。もう一度計画を練り直すのは工期が大幅に遅れるので、とにかくメンツが立たない。当初計画の数倍も金をかけて使い勝手の悪いものしかできなかったというのは、さすが好景気だった韓国。ずいぶんと気前のいい話だわ。

一度来た観客が二度と来たくないなって言うのがざらな球場では、おそらく建設費の回収は無理な話だろうね。その上選手サイドからも酷評されとる訳だから、何のために大金叩いて作ってしまったのでしょう。こちらも新国立競技場の不手際があるから大爆笑とはいかないけどさ。こういうもの作るのってある意味想像力が豊かでないと良いものって作れないよな。
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