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上位陣崩れる

白鵬、鶴竜の休場で今場所は一人横綱の稀勢の里。今場所をきっちり優勝することで、存在感をしめしたいところなのですが、いきなりの黒星発進。御嶽海、栃ノ心も負けてしまい、どうやら大荒れの九州場所の幕開けとなりそうです。今年も不祥事の多かった相撲界。せめて最後は安定の横綱優勝で締めて、来年へと行きたいところなんですがね。
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今場所は

久々に白鵬による白鵬のための場所になってしまった。やはり衰えが見えたと言っても、場所中に稽古のごとく調子を上げていくなんてのは、もはや白鵬のお家芸。若手も育っているんだけど、いまいち詰めが甘い。特に今場所は御嶽海が大注目、先場所の勢いのままならば、一気に大関昇進と期待されたが、2桁勝利はならず一旦出直し仕切り直し。カド番の栃ノ心、進退のかかった稀勢の里が勝ち越したのは一安心だが、来場所こそが真価を見定める場所となる。
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とりあえず初日は勝った

ようやく本場所に復帰した稀勢の里。出場した場所で、初日は連敗続きだったから、昨日の勝ちで多少ほっとしているところだろう。しかし、今日の対戦相手は貴景勝。押して押しまくるタイプで、組止めて左かいなを使えるようでないと、早速土がついてしまう。序盤戦を連勝しなければ、当然のごとくに口うるさい横綱審議委員会から、なんやかんやと横槍が入る。そもそも横綱にしたのは、他ならぬ自分達なのだが?
しかし、昨日の豪栄道は最悪だったですね。大体において、場所前の稽古が調子いいと本場所でやらかす。御嶽海、栃ノ心が会心の相撲を取ったことと比べると、内容の悪さが際立ってしまうよな。
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とうとう大鵬に並んだが

白鵬がいよいよ大鵬にならぶ優勝回数32回を達成した。ただこの記録の立役者は、その他の上位陣のふがいなさだ。北の富士さんが言っていた言葉が、このことを表現している。
「若手の台頭と言われているが、白鵬が以前よりも衰えただけで、13勝以上を安定して勝てる力士がほかにいない。」

今場所の注目は、逸ノ城がどこまで怪物ぶりを発揮するかだったのだが、下のものには通じても上位陣にはまだまだと言うことを見せてしまっていた。遠藤にもいえることだが、上位陣の攻めの厳しさ特にスピードについていけない。やはり力任せに振り回すだけでは、せいぜい関脇止まりということになる。

大関陣では稀勢の里が一人気を吐いたが、琴奨菊豪栄道は負け越した。けがなどの要素があったにしても、本来横綱に劣らぬ成績を残すことが至上命題であろう。稀勢の里は元々相撲のうまさはあるのだが、気持ちのコントロールが苦手なのか大事なところで取りこぼしが多い。

鶴竜は今場所は調子がよかったが、来場所にも同じような成績を残せるかが気がかりなところ。日馬富士は今場所はけが明けと言うこともあり進退問題にはなっていないが、来場所はいよいよ正念場といえる。

栃ノ心は膝のけががよくなり、ダークホース的な存在だったが、来場所が鍵となろう。だがけがのおかげか無理な投げなどがなくなり、以前よりも安定性が出ている。

ここまで書いてもわかるとおり、白鵬にはライバルといえる力士が存在しない、まさに一人勝ちできる要素が多いのだ。であるから、回数では大鵬と並んだが、内容としては薄っぺらい感じが否めない。今場所は比較的近年では大入りな場所だったが、このまま白鵬の一人勝ちの時代が続けば、また興行的に苦戦する時代が来るだろう。
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